気密測定結果!
当社がお勧めしている夏冬をエアコン一台で過ごせる家にするにはもちろん”断熱性能”も大切ですが、同じくらい“気密性能”も重要な要素となります。
現場のスタッフがどれだけ丁寧に隙間の処理をしているかが分かる試験みたいなものですね。
画像の様な機器を設置し、建物の内部を負圧にしていくのです。機械の中にプロペラファンがついておりそれを廻して内部の空気を外部に排出するのです。そうすると外部から建物のどこかにある小さな隙間を通して入る空気の量を測定するといったものです。
玄関引戸や引き違い窓も多い事と玄関や勝手口廻りの床に隙間があり目張りはしましたが、隙間が完全に塞がれていないということもあり結果が気になるところでした・・・・。
結果は上の画像の赤線で囲った数値、相当隙間面積(C値)=0.3㎠/㎡でした!
これは1㎡の中に3㎜x3㎜の正方形の隙間があるという数値を表しています。
家全体で考えると、8.9㎝x8.9㎝ほどの隙間があるという事になります。
それで相当隙間面積(C値)=0.3㎠/㎡という値がどうなのかですが、下の表をご覧ください。
上記の表からすると、相当隙間面積(C値)=0.3㎠/㎡は優れた気密性を持っているという事になります。また、これから工事が進むにつれて内装仕上げ材などでより隙間が少なくなるという所もありますが、キッチン、浴室の換気扇などで穴を開けなければならないのでそういった箇所の処理もしっかりとしなければなりませんが、とりあえず本日の結果としては”合格”とさせて頂きます!