K様邸増改築工事
今回は少し前に行った増改築工事を紹介させて頂きます。
K様邸はご両親・K様ご夫婦・子供(中学生2人)という家族構成で、ご両親は1F和室を寝室として生活をされており、ご夫婦・子供が2Fで生活をし、LDK・水廻りは2世帯で共有し、奥様が2Fの10帖の洋室でピアノの教室を行っているという生活スタイルでした。子供が小さいときは一緒に就寝できたのでまだよかったのですが、子供が成長するにつれてご夫妻の就寝する場所、収納スペースも足らなくなり悩んでおられました。
”じゃあ寝室を増築しよう・・・・”と普通なら考えますが、建蔽率(敷地の大きさに対して住宅を建てることができる面積の事)や駐車スペースを考えると増築によって有効な居住空間を確保する事は出来そうにありませんでした。
そこで私が提案させて頂いたのは、屋根勾配を変えることで、大屋根の為全く使用できなかった部分(9帖)と天井の低い収納部分(2帖)を有効な居住空間に改修するというものです。
この改修案によって新たに6帖の寝室と4帖の寝室が確保され、高さも十分にある2帖のクローゼットも出来ました。あわせてポーチ屋根部分を物干しスペースに改修させて頂きました。
約2か月間の住みながらの工事でしてが、ご要望通りの居住空間・収納スペースの確保ができご満足いただく事が出来ました!